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真田一輝

Author:真田一輝
主に漫画を描くワイン好きのなにか。

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ネクストシアター。

 インプロの参考にちょっとレベルの高い演劇を見ようと思い、先日担当さんと観劇に行きました。演目は蜷川幸雄さん演出の「ハムレット」。全3時間半にも及ぶ長編で見ごたえがありました。
 細かな感想を挙げていくとキリがないのですが、観終わってざっと感じたことは「俺ってもしかしてとんでもない題材をテーマにしちゃってるんじゃないか?」ということ。今回の舞台はかなり若手の方を中心に構成されていたのですが、それでも鬼気迫る表情や懊悩、「この人たちはまさにこの瞬間に命を懸けてるんだな」という圧倒感がありました。そんなものを自分なんかが扱っていいものかと今更ながら少し怖くなりましたね。でもそれ以上に、インプロ作中でのキャラクターたちの頑張りに作者自身が改めて気づかされるという不思議な体験をすることができました。いい刺激になったと思います。
 しかし、蜷川幸雄さんの演出って初めて目にしたんですが、なんというか「観客をからかう」ような演出が多いような気がしましたね。決して悪い意味でなく、率直な感想として。私の見た舞台でも、上演前と上演後の楽屋を敢えて本編と繋げて見せたり(ステージの床が透明なアクリルの板でできていて、奈落に楽屋が設けられている)、フォーティンブラス率いるノルウェー軍が何故かAKやスパスで武装したパンク風の兵装だったり、果ては慟哭するハムレットの前に何故か完全和装の「こまどり姉妹」が登場して演歌を熱唱したり…正直、「!?」となるような演出がいろいろありましたw。私なりに解釈すると、観客を敢えて舞台に没入させないようにしているというか…「こんな ぶたいに まじになっちゃって どうするの」的な印象を受けましたね。お前らこんな舞台の上の悲劇に夢中になってるけど見渡せば現実に悲劇なんてありふれてるぞと。そこまでいくと考えすぎか。あの演出の意図をぜひご本人に確かめたい…
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COMMENT

蜷川幸雄さんの舞台ですか、羨ましいなあ~。

 実は私、つかさんのお芝居は見た事はありますが、不思議な事に蜷川さんの舞台はまだ拝見したことがないんですよ。故に詳しいことはよくわかりませんが、おそらく演出の意図として、お客さんに芝居に集中しやすくするために作ったのではないのかな~、と思います。
 これは私の経験から言えることですが、以前あるお芝居を観た時に、作品としてのストーリーもよく、役者も一生懸命に頑張っていて良かったのですが、とてもつまらなく感じたことがありました。それは明らかに、演出がその作品を生かしきれてないということです。作品の持つ深いテーマを客に伝えることができない上に、お茶を濁すような笑いで誤魔化している所が多く、おまけに役者の熱演のせいでどうしても集中が続き、正直苦でしかない芝居を永遠と観るはめになりました。正直役者の演技は評価できますが、お芝居全体で見るとかなりだめな結果です。
 特に作品としての質が優れていると、教養があるか、お芝居好きか、このどちらか(他にもあるかも知れませんが)がないと、一般の、お芝居を見慣れてない人は吐いていけないと思います。例えるなら高名な作品を読む気力がわかないのと同じような感じです。
 しかしつかさんの芝居を観た上で話しますが、あえて舞台上にそういったツッコミ所のある脚本上の要素や演出をすることであえてお客に考えさせて、このお芝居の持つ意味や演出家の意図をあえて考えさせることで、お客が舞台に集中し、楽しめるようにと考えているのだと思います。
 また今回は若手公演ということか、若手の持つ力強い生命力溢れる芝居が、ハムレットのような長時間の芝居に対し、休憩を挟んだとしてもお客がついてこれないおそれもあります。そのためにあえて見る側の肩を落とすためにそのような演出にしたのだと思います。そして、先生の言うように、蜷川さん自身もそのような気持ちで合ったのではないかと思います。さすがに観てみないとわかりませんが、お芝居とは本来肩の力を抜いて見るものですから。

 このようにお芝居というのはさまざまな人間を表すという上でかなりのエネルギーが必要となりますが、長くなるので御割愛の程を……。ただ、私は漫画家も奥が深いと思います。これは漫画家だけでなくサラリーマンなどのほとんどの職種、ほとんどの人に言えるのではないでしょうか。
人間という生き物は、とにかく奥が深いですから。

 さて長くなってしまいました。インプロも落花流水もそれぞれ楽しみにしています。
 それでは失礼しました。

No title

>アクス・ハーツさん
現役で舞台に携わっている方からのご意見いろいろとありがとうございます。そういう解釈もあるのか、と考えさせられました。しかしその上で尚、蜷川さんの演出の意図がこれ!と納得できないんですよね…最初の日記には書き忘れましたが、ラストで「フォーティンブラスがホレイショー以下生き残った人物を皆殺しにする」という演出も加わってまして…つまりこれではハムレットの物語の真相は誰にも伝わらず、すべては闇の中…まあ、こんな風に考察してる時点で演出家からしたら思う壺なのかもしれませんが。

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